名探偵コナンの神回とも呼ばれている「ピアノソナタ『月光』殺人事件」を見たことありますか?
この話はアニメではリメイク版が放送されるほど、重要&人気のお話です。
この記事では、なぜ神回と言われているのか?、あらすじ&ネタバレを紹介していきます。
「月光」は、コナンの話の中でなぜ神回なの?
この話では、普段の話と同じように事件が起こり、コナンが推理を披露して解決します。
いつもなら推理を披露した後、犯人は警察に捕まります。
しかしこの話では推理を披露している途中で犯人が逃げ、自殺をしてしまいます。
自分の推理で犯人を追い詰めてしまうことを、コナンはこれからも悔やみ続けます。
犯人が自殺をしてしまうのはこの話だけです。
一体どのような内容なのか、あらすじ&ネタバレを見ていきましょう。
「ピアノソナタ『月光』」コナンのあらすじ
「次の満月の夜 月影島で再び影が消え始める 調査されたし 麻生圭二」ーーコナン、蘭、小五郎は、謎の依頼人に伊豆の後間・月影島に呼び出される。村役場で依頼人・麻生圭二について尋ねると、彼は12年前に妻と娘を殺害し、自身も自宅に火をつけピアノソナタ『月光』を引きながら死亡したという有名なピアニストだった。イタズラかと思われたが、すでに依頼料も送られてきている。コナンたちは、もう少し麻生圭二について調べることにする。その道中に立ち寄った月影診療所で医師の浅井成美に村について教えてもらう。
村は現在、村長選挙の真っ最中。漁民代表・清水正人、最近評判があまりよくない現村長・黒岩辰次、そして村一番の資産家・川島英夫の三人が立候補している。さらに今日は、前村長・亀山の三回忌だった。公民館には、この三人のほかにも、準備のためにたくさんの人が集まっているため、話を聞いていくようにと勧められる。
公民館での待ち時間、コナンは中を見て回ることにする。すると奥の部屋にピアノが置いてあった。コナンを捜してやってきた蘭と小五郎も交えピアノを眺めていると、そこへ黒岩村長の秘書・平田和明が慌てた様子でやってくる。平田によるとピアノは麻生圭二が12年前、なくなる直前に演奏会で引いていたピアノであり、そこで亀山村長もなくなっていたというのだ。そして亀山村長が亡くなる直前には『月光』が……。
法事が始まると村長選立候補者たち、成美医師、黒岩村長の娘・黒岩令子、娘婿の村沢周一なども姿を見せる。三回忌の法要が進められていく中、『月光』が流れ始め……。
事件ファイル|名探偵コナン (ytv.co.jp)
ピアノを習っている人なら一度は聞いたこと&弾いたことがあるかもしれません。
ベートーヴェン作曲の月光が出てきます✨
第一、第二、第三とどの曲も素敵ですが、私は第一番が好きです♡
「月光」はコナンの漫画で何巻?
漫画では7巻。
アニメでは11話で1時間スペシャル番組として放送されました。
またアニメ1000回放送を記念して、2021年3月6日(前編)&2021年3月13日(後編)として放送されました。
コナンにとって、犯人が自殺をしてしまうことでトラウマになってしまうような忘れられない話です。
そしてコナンだけでなく、その後服部平次にも影響を与える回でもあります。
この話の事件の真相を見ていきましょう。
「月光」コナンのネタバレ
3人が殺害された後、コナンが毛利小五郎を眠らせて推理が始まります。
ピアノの部屋で村沢さんを殴り倒したのは平田さん。
平田さんは麻薬の取引をしていて、平田さんがピアノに隠された扉の中にある麻薬を回収するところを見られてしまい、村沢さんを殴って気絶させました。
村沢さんはピアノの調律をしようとしていたようです。
村沢さんが少し怪しいのでは…と思っていましたが、全く関係なくピアノの調律をしようとしていたとは驚きました‼専門学校を出ているとは聞いていましたが、まさかピアノの調律の専門だったとは。ピアノの調律ができるなんて、素敵ですね✨
第2の殺人では、第1の殺人の死体を解剖して調べるために、死体を調べる警察は一度東京へ帰っていました。
その為第2の殺人の死体の状態が確認できませんでした。
そこで成美先生が死体の状態を見るため、立候補しました。
つまり、警察以外で自然に死体に近づけ、死亡推定時刻を偽ることができた成美先生が犯人だと明かされます。
実は成美先生は12年前に自殺したピアニスト麻生圭二の息子だったのです。
成美先生は女性だと思い込んでいたので驚きです‼女性だから犯人ではないと思っていました…。
12年前に自殺したのではなく、今回殺された川島さん、黒岩さん、西本さんと2年前に亡くなった亀山さんの4人に殺されていた。
彼らは麻生さんの海外公演の機会を利用して麻薬を買いつけ、楽譜の暗号とピアノの隠し扉を使って、麻薬をさばいていた。
海外の公演を利用して麻薬を買い付けるなんて、信じられません‼
12年前に麻生さんが死ぬ直前に描かれた暗号の楽譜に、息子「麻生成美(あそうせいじ)」に向けて告白文が書かれていた。
息子さんへのメッセージを、成美先生がもっと早く気づけていれば…。悔しいですね💦
推理の途中で目暮警部が犯人がいなくなったことに気づく。
月影島の公民館に行くと、火がつけられて燃えていて、手が付けられない状態になっていた。
油がまかれてあったそうです。覚悟を決めて犯行を行っていたのですね…。
コナンはピアノの部屋に行き、成美先生に麻生圭二が残したメッセージを伝えて死んではいけないことを伝えます。
12年前の事件は亀山(前村長)に聞いていたため、麻生圭二のメッセージのことをコナンからきいて、初めて知ります。
しかし「もう遅いよ…」と言い、コナンを外へ投げ飛ばして逃がします。
最後は燃える火の中でピアノソナタ月光を暗号を入れながら引き続けた。
その暗号とは『ありがとう、ちいさな探偵さん』というメッセージだった。
成美先生はどんな思いで最後この曲を弾いたのでしょう…。コナンにとっては悔やまれる結果となりました。
いかがでしたでしょうか。
コナンの話の中で、犯人が自殺をしてしまったのは最初で最後の話でした。
気になる方は、是非漫画やアニメでご覧ください。