服部平次にコナンの正体が工藤新一であるとバレてしまった話(「ホームズフリーク事件」)から少しした後、今回の話でまた服部平次と再会をします。
今回はどうやら工藤新一であるコナンを呼ぶために、わざわざ毛利小五郎に依頼を出すように服部平次が依頼人の旧友である自分の父親に勧めたそうです。
何を考えているのでしょうか…どんな展開になるのか楽しみですね。
この記事では、「名家連続変死殺人事件」漫画&アニメは何話か?&ネタバレ&感想について紹介します。
【目次】
「名家連続変死事件」漫画&アニメ何話?
・漫画15~16巻
・アニメ77~78話「名家連続変死事件(前編&後編)」
またまた連続事件ですね💦
会長の初恋とは?犯人は秀臣?動機は20年前の火事!トリック&ネタバレ&感想
毛利蘭の親友である鈴木園子と同じくらいのお金持ちの名家である長門家。
長門家の会長に呼び出された毛利小五郎。
その依頼内容とは…。
呼び出された本当の理由が明らかになります(笑)。
File:10「血染めの包帯」
会長の旧友
名家である長門家の会長の長門道三(60)に依頼のため呼び出されて屋敷に行った毛利小五郎&蘭&コナン。
屋敷に警備の人がたくさんいることから、難事件を依頼されたのではと考える毛利小五郎でした。
しかし依頼の内容は、「初恋の女性をさがしてほしい」。
この依頼に毛利小五郎はがっかり💦
ひきつった顔が…(笑)。
写真はありませんが、当時の彼女の事を思い返して可憐な人だなって思ったのだとか…。
もう大好きだったんですねっ♡
会長の照れる姿がかわいらしい。
初恋の人の情報を会長の秘書である日向幸(26)に教えてもらいました。
名前:赤城琴美
出身:神奈川県
高校卒業→29歳で結婚→1人子どもを出産→5年後3人そろって蒸発
なんだか気になる情報ですね💦
蒸発って3人の身に何かあったのでしょうか?
さてこの依頼を毛利小五郎にお願いすることを進めた人がいるそうです。
誰かと言いますと、会長の旧友である大阪府警本部長の服部平蔵でした😲
なんかすごい人と友達なんですね!
服部…ということで、もちろん服部平次も来ています。
「よぉ工藤‼元気にしとったか-?」と挨拶する服部。
おーーーーーーーーーいっ‼
コナンは一応内緒にしているんだから工藤は言っちゃダメだよっ😠
慌てふためくコナンはとてもかわいい…💕
服部「なんや、まだバレてへんのか?」
コナン「あたりめーだバーロ‼」
2人のやり取りがとてもかわいくておもしろかったぁー😊
そして工藤を「苦労」だと誤魔化す服部ですが、誤魔化し方がただのダジャレ(笑)
長門家の家族
会長には息子1人と娘2人がいます。
- 長門信子(39)長女
- 長門康江(32)次女
長門信子は秘書の日向幸が気に食わないのか手をあげる描写があります。
1人身でイライラしているからと会長が謝っていましたが、少し許せません…。
- 長門秀臣(36)長男、小説家
- 長門光明(36)次女の康江の夫(婿養子)、長門建設社長
息子の長門秀臣は高校生の時に事故で顔に大火傷を負いました。
そのせいで今でも顔を包帯で巻いています。
今夜は会長の誕生日のようですが、服部平蔵は用事があるようで服部平次を置いて帰ります。
「きっと毛利探偵のお役に立てると思います」と話す服部平蔵。
何かあるのかな?って気になります!
発表
会長の誕生日パーティー(身内のみ)の時に、会長が発表をしました。
息子の長門秀臣と秘書の日向幸の縁談が決まりましたぁ🎊
おめでたい雰囲気の中、長女の信子は部屋を出ていきます。
せっかくのおめでたい発表だというのに、肝心の長門秀臣の姿が見当たりません。
どうしたのでしょうか💦
長門光明が探しに部屋を出ます。
何かありそうな、何か起こりそうな予感がしますね💦
こわいなぁ。
事件の始まり
コナンはなぜ自分たちを長門家に留まらせたのか、本当の理由を聞き出そうとします。
しかしタイミング悪く部屋の電話が鳴りました。
長門光明からの電話で、長門秀臣がいないと話をしていると…いきなり長門光明が叫びました!
何事かと毛利小五郎が電話を変ると、誕生日パーティーをしていた部屋の真下の部屋で突然明かりが消されました。
そして誰かに刃物で後ろから刺されたようです💦
悲鳴はまだ続き、毛利小五郎達が部屋の真下(光明がいるであろう部屋)を除くと、刃物を口で加えた長門秀臣がベランダから顔を出して上を見てきました。
これは恐ろしい…。
長門光明はどうなったのかと下へ降りていくと、鍵がかかっており部屋には入れません。
立ち往生していると長門光明の声や音が聞こえてきます。
何もできずに立っているだけなんて、悔しいですよね💦
秘書である武蔵之介(72)が鍵を持ってきてドアを開けると、部屋は誰もいなくてベランダの窓が開いていました。
ベランダに出ると、手すりにロープがぶら下がっていて長門光明はベランダの真下にある柵の上に落下していました。
時間はあまり経っていないと思いますが、あっという間の出来事に驚きを隠せません。
普通は犯人は誰だって推理していきますが、今回は長門秀臣がみんなの前に顔を出していました。
犯人が始めからわかっているなんて不思議ですね。
File:1「白き殺人者」
犯人は別人?
目暮警部達が到着して、死体の確認を始めました。
犯人の話が出た時に、「秀臣さんは殺人鬼なんかじゃありません‼」とはっきりと答えた婚約者の日向幸。
長門秀臣の顔を見たはずなのに…と思っていると、服部が顔に包帯を巻いた誰かを見ただけだと話します。
たしかに包帯を顔に巻いただけで長門秀臣だと勘違いしている可能性もあるかも…とはっとしました!
長門秀臣ですが、犯行時に長門秀臣かなと思われる犯人の顔を見たきりです。
その後どこへ消えてしまったのでしょうか?
屋敷の策の外に設置されている防犯カメラを警察は確認しましたが、犯行後に誰も屋敷から出ていってないことがわかりました。
つまり犯人はまだ屋敷の中に隠れているということ。
ひえ~💦
会長は屋敷の中で蘭と2人きりだと聞いたコナンは犯人に何かされていないかと服部と一緒に屋敷へ走って戻りました。
大丈夫かな…💦
会長がいる部屋のドアをノックすると、出てきたのはパーティーから先に抜け出した長女の長門信子でした。
悲鳴を聞いて、どうしたのかと気になって来たそうです。
会長も蘭も無事なようで一安心。
犯人が見つかっていないからまだ何か起こりそうで怖いですね。
20年前の大火事
長門秀臣が犯行に及んだ話を聞いた長門信子は「いつかやっちゃうと思ってはいたけど…」と話します。
いつかやっちゃうって怖いなぁ。
でも何かありそうですね。
長門秀臣と被害者の長門光明は幼馴染で同級生、とても仲が良かったそうです。
しかし20年前に旅館で大火事があり、当時高校生だった長門秀臣と長門光明は偶然通りかかった。
その時に長門秀臣は火事の中に飛び込んで逃げ遅れていた少女の日向幸を助けたそうです。
火の中に飛び込んでいけるなんて勇気ありますね。
1つ間違えば大変なことになっていただろうに、ただただすごいとしか言えません。
長門秀臣は顔に大やけどをしてしまい、長門光明とは仲が悪くなって会えば大げんかするようになってしまったのです。
なんだか悲しいですね😢
コナン(工藤新一)を呼んだ理由
ずっと気になり聞けていなかった服部に呼ばれた理由。
最初は工藤新一に勝つぞー!とやる気満々な姿を見せてくれた服部。
次にコナンのことが気になり疑問をもっていた服部。
今回はいったい何を企んでいるのでしょうか?
実は会長が、昨夜変な音を聞いたそうです。
何かが当たるような変な音を何度も聞いたとか。
夜中1人寝ている時に何度も変な音を聞いただなんて考えるだけでぞっとします。
怖い…💦
始め服部は強盗かと考えていたそうですが、今回犯行が行われたことをみるとおそらく犯行の準備でもしていたのでしょう。
長門秀臣の行方
屋敷銃をくまなく探しましたが、長門秀臣の姿を見つけることはできませんでした。
そんな中、屋敷のお庭で長門信子と日向幸が言い争いをしてしまいます。
その結果、日向幸の父親の形見である万年筆が噴水の中に落ちてしまったため、水を抜くことになりました。
水を抜くと、そこには長門秀臣の姿が!
どうりで屋敷中を探しても見つからないわけですね💦
水の中にいただなんて寒かったでしょう…。
File:2「真実の電話」
変死
長門秀臣の遺体を調べたところ、奇妙な点がいくつか見つかりました。
死亡してから1日半~2日たっていることから、犯行後に池に入り自殺をしたのではないかと考える警察。
しかし死因は溺死ではなく毒物を飲んで池に入ったのではないかとのこと。
また死体が見ずに浮かないように服の中にたくさん石を入れていた。
犯行後、誰にも見つからないようにわざわざ服の中に石を入れて自殺する人がいるのでしょうか?
なんか違う気がしてきたな…。
しかし遺体のポケットから遺書が出てきます!
愛する幸へ…
僕は君と結婚する
資格はない…
僕が犯してしまった
罪への償いとして
死を選択する
婚約者に向けての手紙を書いたんですね💦
残された者としては悲しすぎます😭
そして現場に残されていた包丁の形やついていた血が長門光明と一致したこと、帽子や包帯についていた髪の毛は長門秀臣のものだと報告が入りました。
しかし被害者の右手の甲の傷は包丁ではない物の傷、包丁についているはずの唾液はなく拭き取られたようです。
なんか疑問に感じてしまいますね。
やっぱり別の誰かが犯人なのでは?と疑いたくなってきます。
2人の探偵
疑問点が多くあり、情報を得るために2手に別れて情報を集めることになりました。
- 屋敷から出て外出したのは長門光明のみ(長門秀臣を探すため)
- 長門秀臣は部屋で食事をしていて、小食のためいつも残していたが事件の前日と当日はいつもより多く食べていた
- 包帯は3日に1度妹の長門康江が替えていた
- 3日前からシーツが1枚足りない
- 長門光明と長門康江、長門信子の部屋のベランダの下に何か跡がついている
怪しい点ばかりが出てきますね‼
さらに情報を得るために長門信子の部屋を無断で捜索していると、電話がかかってきました☎
無断で部屋の捜索ってダメでしょっ!
コナンは阿笠博士が発明した蝶ネクタイ型変声機を使って、長門信子になりきって電話に出ます(笑)。
話を聞くと、どうやらパーティーから抜け出した後、付き合いのある男性に電話(留守電)をしていたようです。
留守電に30分も…すごいな、というか30分も留守電にメッセージを入れるって相手の人に迷惑ですよ💦
しかしそのおかげかアリバイができて、犯人ではないことが確定されましたね。
次に長門秀臣の部屋を捜索すると、留守電メッセージがあることに気づきます。
編集者との現行の打ち合わせがあったらしく、そのことについてのメッセージでした。
メッセージを聞いた後、死亡推定時刻が違うのではと気づき、その方法も思いついてしまいます。
2人同時に推理していくわかったぞ!という顔は輝いていますね✨
その後、長門光明&長門信子の部屋でたくさんの事件に使われたであろう物を発見していきます。
調子の良い2人ですね!
推理に夢中で肝心の証拠を見つけずに推理ショーを始めようとしていたところは、クスっと笑ってしまいましたが、無事証拠を見つけて推理ショー開始です!
服部と一緒にコナン(補助として)話をしていくのかなと思いきや、推理をするのは毛利小五郎(コナン)。
服部は犯行のトリックをするのかな?
File:3「炎の絆」
真実
部屋に全員揃うと、パーティーの時のように電話が鳴りました。
目暮警部が電話に出ると、服部からでした。
そして犯行時の長門光明と同じ内容を服部は話し、包帯を巻いた男がベランダから顔を出しました!
これから犯行時に部屋で何が起きていたのか毛利小五郎が話を始めました。
実は薬で眠らされた会長を殺害するために、部屋にいた人全員を下の部屋へ誘導するための芝居を長門光明がしていたのです。
芝居だったの⁉
返り血はもともと準備した物、水泳帽子を被るなどして自分の髪などが残らないようにして帽子や包帯、包丁を現場にわざと残していたのです。
芝居の後、ロープを使って上へ登って会長を持っていたタコ糸で絞殺する予定だったようです。
しかしロープで上に登ると待っていたのは共犯者である日向幸でした。
なんと日向幸に突き落とされてしまったのです。
秀臣の自殺
事件の前日の早朝に毒を飲んで自殺した長門秀臣の遺体を発見した日向幸は、彼の遺書を読みました。
遺書には20年前の大火事を起こしたのは、長門秀臣と長門光明であることが書かれていたそうです。
火事の中を助けに行った人とそれを止めようとした人がどうしてそんなに仲が悪くなってしまったのか少し疑問でした。
しかし火事を自分たちが起こしたことへの後悔や考え方が違うことが関係していたのですね💦
日向幸は大火事で何もかも失ったことを許せなかったのでしょう。
会長になりたがっていた長門光明にうまい話を持ち掛けて計画を実行したのですね。
長門秀臣の遺体はシーツに巻いて土の中へ入れることで、死亡推定時刻を遅らせて犯行直前に池の中に入れた。
長門秀臣に日向幸や長門光明が変装していた為、屋敷の人たちはいなくなった事に気づかなかったようです。
そして犯行の時、長門光明は予定通り1人芝居をして会長のいる部屋にロープで登ったがそこにはいないはずの日向幸がいた。
計画通り、日向幸は長門光明を落とそうとしますが腕時計を捕まれてしまいます。
そこで持っていた父親の形見である万年筆で長門光明の右手の甲を刺して突き落とすことができました。
証拠は彼女が持っていた万年筆だったのです。
すべて見破られてしまいました。
もう何も言い訳ができませんね。
この状況は犯人にとってはかなり追い込まれている状況…。
初恋の人
推理で全てを言い当てられた日向幸は、ポットに入れておいたガソリンを使って火をつけようとします。
しかし事前に気が付いていたコナンによって止められました。
泣き叫ぶ日向幸を見た服部は「あのまま死なせてやった方がよかったんやろか…」と言います。
そんなことありませんっ‼
「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は…殺人者とかわんねーよ…」
コナンのこの言葉…たった1人追い込んでしまったあの人の事を忘れずにいるのですね。
まっすぐな目で服部に伝えたコナンの表情…その思い、見ている私にも十分届きました。
日向幸の姿を見た会長は、母親について話しました。
父親の形見だと思って持っていた万年筆ですが、実は母親のものだったのです。
会長が小学生の頃、転校してしまう日向幸の母親にプレゼントしたのだとか。
「秀臣の分までしっかり生きてくれ…君のかあさんもきっとそう願っておるよ…」と会長は声をかけます。
きっとわかってくれることでしょう。
いかがでしたでしょうか。
コナンと服部が楽しそうに推理する顔が見れてつい私もニコニコしてしまいました(笑)。
そして推理後に語るコナンの言葉が胸に突き刺さりましたね。
コナンはこれからもその言葉を自分に言い聞かせていくのだろうなと感じます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。